家づくりの豆知識~高断熱住宅~これって何のコト?その2
黒宮建設です
ZEH住宅など高断熱住宅が家づくりの際に重要なワードになってきていますが高断熱住宅を理解するための基本ワードを解説していこうと思います。
第二回です。
一次エネルギー消費量
住宅で使われる設備機器が使うエネルギーを、熱量に換算した値です。
冷暖房、換気、給湯、その他の設備(家電など)それぞれで消費量を計算し、家全体の消費エネルギーを計算します。単位はJ(ジュール)です。
省エネ基準
国が定めた省エネ住宅を実現するための、断熱性能などの基準です。
日本では2025年から全ての新築住宅に省エネ基準適合が義務付けられています
一次エネルギー消費量等級と断熱等性能等級の基準からなります。
国はこれまで基準を満たした住宅には税制優遇・低利ローンなどを行い、省エネ住宅への誘導を図ってきました。
ZEH
ネット・ゼロ・エネルギーハウスの略です。創る電力が、使う電力の100%以上ある家の事です。平成28年省エネ基準より高い断熱性能と省エネ設備機器の採用で使う電力を減らした上で、太陽光発電などで電力を創り、エネルギー収支をゼロ~プラスにする。住宅性能表示制度における省エネ対策等級では「断熱性能等級5」がZEH基準です。
HEAT20
有識者による民間団体(一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)の通称です。
HEAT20が推奨する断熱グレードは「G1」「G2」「G3」の3種類があり、G3が最上位等級となります。
断熱性能の地域区分
国が定めた省エネ基準は地域ごとに異なります。全国全ての地域は「1~8」の8つの地域に指定されており、届出を行う計画地がどの地域区分になるのかによって求められる断熱性能(UA値)が異なり、達成すべき基準値が変わる。
おっとここでお時間がきてしまったので続きは第3回にさせていただきます
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