建設業界豆知識∼10月の言葉~「清風万里秋」に込める想い
黒宮建設です
「清風万里秋(せいふう ばんりのあき)」という言葉があります。
これは「清らかな秋風が万里にわたって吹き渡る」という意味を持ち、心を澄ませて自然の恵みを感じることの大切さを説いています。元々は禅語として知られ、広大な大地を渡る清風のように、心を大きく開いて、日々を朗らかに生きていきましょうという教えです。
私たち工務店の仕事にたとえるなら、住まいはまさにご家族にとっての「清風」を取り入れる器のような存在です。窓を開ければ爽やかな風が通り抜け、光が差し込み、家族の声が響く。そんな暮らしを支えることが、私たちの使命だと感じています。住まいに心地よい風と光を取り込む工夫は、図面や施工だけでなく、そこに住まう人の人生を豊かにする要素でもあるのです。
また、PTA会長として子どもたちと関わる中で、この「清風万里秋」という言葉が持つ温もりを強く感じます。子どもたちは一人ひとりが未来への風となり、地域に希望を運んでくれます。その歩みを支えるために、大人である私たちができることは、子どもたちが安心して伸びやかに育つ環境を整えること。学びや遊びの中で、心を澄ませ、自分らしさを見つける時間を重ねてほしいと願っています。
秋の澄んだ空気のように、地域に暮らすすべての方が心穏やかに過ごせるように。
茶の湯を嗜む者として、地域に根ざす工務店として、そして子育てを支える立場として、「清風万里秋」の心を胸に、これからも日々を大切に歩んでまいります。
黒宮建設は【子育て世代を応援しています!】
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