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建設業界ニューストレンド~1階接骨院・2階デイサービスという建物の役割

黒宮建設です

先日、お客様より「1階を接骨院、2階をデイサービスにしたい」という建物計画のご相談をいただきました。
まさに地域に必要とされる複合施設だと感じましたので、今回はその用途についてまとめてみます。

1階 接骨院 ― 地域の方が気軽に通える場所

接骨院は、ケガや体の不調を抱える方が日常的に利用する施設です。
特に高齢の方やスポーツをするお子さんなど、幅広い世代が訪れるため、 アクセスの良さ が重要です。
1階に配置することで「通いやすさ・入りやすさ」を確保し、地域の健康拠点としての役割を果たします。

2階 デイサービス ― 安心して過ごせる憩いの空間

デイサービスは、介護が必要な方が日中を安心して過ごせる居場所。
食事・入浴・機能訓練、そして何より「人と人との交流」が大切な役割です。
2階に配置することで、プライバシーや落ち着いた空間づくりがしやすく、利用者にとって「居心地の良い第二の家」のような雰囲気を実現できます。

建物用途の組み合わせの魅力

「接骨院+デイサービス」という組み合わせは、実はとても理にかなっています。
・健康のケアと介護支援が同じ建物で完結
・ご家族にとっても「一カ所で安心できる」利便性
・将来的には地域の方々の交流拠点にもなる

こうした施設は、地域包括ケアの観点からも重要であり、「住み慣れた街で安心して暮らす」ための大きな力になります。

1階の接骨院は“体のケア”、2階のデイサービスは“心と生活の支え”。
異なる役割を持つ2つの施設がひとつの建物にあることで、地域の暮らしをトータルに支える拠点となります。

私たち工務店も、こうした地域に根ざした建物づくりを通して、子どもから高齢者までが安心して暮らせる街を育んでいきたいと思います。