建設業界豆知識∼秋にも土用の日はあるの⁉「ちょっと待った!」の季節です
黒宮建設です
朝晩の空気に、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
さて、今回は 「秋の土用(どよう)」 について、少しだけお話を。
「土用」という言葉、よく耳にするのは「土用の丑の日」として夏のうなぎの日ですが、実は 季節の変わり目ごとに年に4回あるんです。
2025年 秋の土用はいつ?
今年(2025年)の 秋の土用期間は、10月20日(月)~11月6日(木)。
この期間は、暦の上で「秋から冬へ」と季節が移り変わるタイミング。気温も空気も大きく変わり、体調も崩しやすい時期ですね。
そして、私たち工務店にとっては、ちょっと気になるのが「土いじり」や「基礎工事」のタイミング。
土用と工事の関係って?
昔から、「土用」は 土を司る神様(=土公神/どこうしん)が土中にいる期間とされていて、「土を掘り返すこと(土を動かすこと)」を避けた方がいいと言われてきました。
つまり…
地鎮祭
基礎工事
庭の掘削や植え替え
解体工事
などは、避けるか「間日(まび)」という例外の日に行うのがよいとされています。
もちろん、現代では迷信として扱われることもありますが、お施主様の中には「気にかけたい」という方も多く、私たちも 建築吉日や土用期間を参考に日程調整することがあります。
間日ってなに?
秋の土用の「間日(まび)」は、土公神が天上に行っていて、土を動かしても大丈夫とされる日。
2025年秋の間日は、
10月23日(木)、24日(金)、28日(火)、11月4日(水)です。
どうしても工事をしたい場合は、この間日を狙って調整するのもおすすめです。
土用は、住まいの健康診断にもぴったり?
土用は季節の端境期。気温差が激しくなる時期でもあります。
床下や屋根裏の結露
外壁のヒビや雨漏り
換気不足によるカビや臭い
こんな住まいのトラブルが発生しやすい時期です。
土用の「うなぎ」は秋にもアリ?
土用の丑の日といえば夏のイメージですが、秋にも「土用の丑の日」があります。2025年は10月29日(水)です。
この時期のうなぎも脂がのっていて美味。体調を崩しやすい秋、しっかり栄養を取って元気に冬を迎えましょう。
黒宮建設は【子育て世代を応援しています!】
住まいの夢は私たち 黒宮建設にご相談ください