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解体工事~空き家 法律改正でどう変わる?

黒宮建設です

空き家となった建物の解体工事を行いました。
解体前にはお祓いをして、これまで住んできた方のお名前を祝詞で読み上げて建物に感謝して、これからの解体工事が無事に完了するよう神様にお願い申し上げます
井戸がありましたのでその場所にてしっかりとお祓いを致しました。

解体お祓い

解体前

解体後

近年、空き家が年々増加しているので、解体工事のご依頼が増えております。

空き家となった建物を維持管理していくのは難しく、そのままにしていると経年劣化でどんどん傷ついていき、倒壊の危険性が高まったり、不審者が侵入したり、ゴミが不法投棄されるなど近隣に迷惑がかかります。

このような問題に対応するため、空家等対策の推進に関する特別措置法という法律が制定され倒壊の危険性が高い状態、衛生上有害な状態、著しく景観を損なっている状態、周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態にある空き家は「特定空家等」と判断されます。

この「特定空家等」に対しては除去・修繕等の助言又は指導・勧告・命令が可能となり、またこのままでは危険と判断され強制執行による代執行(解体等)の行政措置が行われた場合それらに掛かった費用は所有者等に請求されます。

よく土地の固定資産税が上がるからと、空家になっていても、そのまま置いておくことがありますが、「特定空家等」に判断されますと固定資産税の特例が適用外となり税額が上がります。

それだけでなく、屋根が外壁が崩れて他人が怪我をした場合など、その空家の所有者や管理者の責任となり、損害賠償を問われる可能性があります。

建物を維持していくための補修工事を行なったり、解体撤去をして更地にするなど空家でお困りの方は弊社までご相談ください。

住まいの夢は私たち 黒宮建設にご相談ください