工期が約半分に!∼床材 プレカットオーダーとは⁉
黒宮建設です
パナソニックは建築業界の労働力不足の課題解決に貢献するため、パナソニック製の床材のプレカットオーダーの対応を2025年4月1日より開始します。
2024年より建築業界においても時間外労働の上限規制が実施されたことで今まで以上に業務時間内で現場作業を効率的に行うことが求められています。
また建築現場では熟練工である高齢者の引退が進み、国勢調査によると大工職人の人数は令和2年時点で約30万人と20年前と比べ約半分となっています。
住宅の中で大面積を占める床材の施工は大工職人が住宅の間取りに合わせて製品をカットし貼り上げていきます。その際に割付の寸法が現場ごとに異なるため、大工職人には熟練技術が必要となりますが、昨今の熟練技術者の不足にともなって施工品質や工期への影響が懸念されています。パナソニックは技術を要する工程を省略するため床材プレカットオーダーを開始。建築図面(CAD)を基に作成した「割付図」と「プレカット床材」をセットで届けることで、「施工品質安定化」と「作業省力化」をバックアップします。
【特徴】
1.納入前に「割付図」が確認可能。施工品質が安定
2.現場加工が大幅削減、工期が約半分に
3.現場廃材が約8割削減、現場の美化に貢献
このサービスは床材の加工精度を高め、建築現場における廃棄物削減を可能にすることで環境負荷の軽減も期待されています。
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