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卒業式の豆知識~呼びかけはたった一人の校長先生から始まった⁉

黒宮建設です

3月は卒業式のシーズンですね。
卒業式というと「楽しかった修学旅行!」「私たちは旅たちます!」などの「呼びかけ」を思い出される方も多いのではないでしょうか。

この呼びかけ、実は一人の校長がきっかけだったのです。
その人物とは斉藤喜博という方です。
この方は昭和を代表する教育者ともいわれ、彼が行った様々な学校改革は後の教育界に大きな影響を与えたのでした。

通信簿の5段階評価をやめたり、運動会は子どもたちが計画や進行を行う。合唱を多く取り入れ、大きく元気な声を出す習慣をつけるなど、これにより明るい子どもたちが増えたそうです。

そんな斉藤校長の学校改革の集大成が「卒業式」でした。
当時行われていた一般的な卒業式は、「君が代」斉唱、教育勅語奉読、町長祝辞・来賓祝辞など形式的なものが多かった。そんな中で、本当の感動が得られる行事にしようとして取り入れたのが「呼びかけ」でした。

卒業式の呼びかけは、卒業式を子どもたち一人一人が作り上げる行事にしてほしいとの思いから考えらえ、1955年3月に日本で初めて島小学校で行われた。
その呼びかけの内容は斉藤校長により考えられ、それを子どもたちが演じた。
またこの呼びかけには卒業生や在校生のほかに、教師や保護者の台詞もあったそうです。

こうして群馬県の小さな小学校で始まった呼びかけは、全国に広まっていきこうして群馬県の小さな小学校で始まった呼びかけは、全国に広まっていき斉藤校長の熱心な教育と学校改革をきっかけとして誕生したものだった。

卒業式を控えた全ての人々に幸多き未来が待ってることを心よりお祈り申し上げます。

住まいの夢は私たち 黒宮建設にご相談ください