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家づくりの豆知識~高断熱住宅~これって何のコト?その1

黒宮建設です

ZEH住宅など高断熱住宅が家づくりの際に重要なワードになってきていますが高断熱住宅を理解するための基本ワードを解説していこうと思います。

断熱
冬や夏の外気温を抑えるため、断熱材で建物をくるむこと。
建物にダウンジャケットを着せるイメージ。断熱材は、羽毛のように分散した空気を多く含むほど断熱性能が高くなる。
住宅の断熱性能はUA値やQ値で表され、数値が小さいほど高断熱で暖かく、涼しい。省エネになり光熱費も削減できる。

気密
室内と屋外の間で空気が移動しないよう、隙間を減らすこと。ウィンドブレーカーのような風を通さない素材で建物をくるむイメージ。
隙間が多いと冷暖房の冷気や暖気が逃げやすい。部材のつなぎ目を気密シートや気密テーブなどでふせぐのが基本です。
気密性能はC値で表され、数値が小さいほど性能が高い。目指したいC値は1.0以下

高断熱住宅
断熱性能を高めることで、冬に暖かく夏に涼しい快適な室内環境、健康リスクの低減、省エネ、光熱費削減を実現できる。身体もお財布もラクになり、家が心地よくなることで暮らしが充実し家族の心も暖かくなる住まい。
目指したい断熱性能の目安は断熱等級6(HEAT20・G2)以上

長期優良住宅
長期優良住宅普及促進法で規定された、国が定める「長持ちするいい家」の基準・認定制度。「耐震性」「省エネ」「住居環境」「維持保全計画」「維持管理・更新の容易性」「劣化対策」などの要件を満たすと行政から認定され、住宅ローン減税(所得税・個人住民税)、登録免許税、不動産取得税、固定資産税の税制優遇があります。任意で応募できる補助金も用意されています。

住宅性能表示
住宅の基本性能を10項目に分けて表示する制度。住宅品質確保促進法(品確法)という法律で規定されている国の制度で利用は任意です。設計段階の性能で表示するやり方と建物が完成した後の性能で表示するやり方があります。
性能は「断熱等性能等級6」といった等級で表し、数字が大きいほど高性能になります。2022年の制度改正で断熱等級の上位等級5・6・7が新設され一次エネルギー消費量も等級新設されました。

住宅性能表示制度で表示できる10の性能項目

  1. 構造の安定
  2. 火災時の安全
  3. 劣化の軽減
  4. 維持管理の配慮
  5. 温熱等級
  6. 空気環境
  7. 光.視環境
  8. 音環境
  9. 高齢者等への配慮
  10. 防犯

おっとここでお時間がきてしまったので続きは第2回にさせていただきます

住まいの夢は私たち 黒宮建設にご相談ください