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建設業界豆知識∼江戸時代の暮らしに学ぶ~快適な住まいと子育ての知恵

黒宮建設です

今回は少し時代をさかのぼって、「江戸時代の暮らし」についてご紹介します。
なぜ江戸時代? それは、実は現代の私たちの住まいや暮らし方にも通じる知恵と工夫がたくさん詰まっているからです。
省エネ・自然素材・子育て・地域とのつながり…。
江戸時代の人々の暮らしぶりを知ることで、今の暮らしを見直すヒントが見えてくるかもしれません。

江戸の町屋(まちや)と現代の住まいの共通点

江戸時代の庶民の住まいといえば、「長屋」や「町屋」が代表的。
細長い敷地に建てられた木造の平屋で、玄関から土間、居間、台所と続くシンプルな間取りが特徴でした。
特に注目したいのが「風通しの良さ」と「自然素材の活用」。
・窓や障子の配置で風の通り道を確保
・竹、木、紙など身近な素材で建てられた家
・夏はすだれや打ち水で涼しく、冬は火鉢やこたつで暖を取る
これって、今のパッシブデザイン住宅と同じ発想なんです!
自然の力を活かしながら、快適な暮らしを実現する―江戸の知恵、素晴らしいですね。

子育ても“地域ぐるみ”

江戸時代の長屋では、子どもたちは“社会の子”。
隣近所の大人たちが声をかけ合い、自然と見守り合っていました。
現代で言う「地域の子育て支援」や「子ども110番」にも通じます。

私たちも工務店として、防犯や見守りの工夫を提案しています。
たとえば――
・道路側に目が届く窓の配置
・玄関ポーチの照明・防犯カメラ
・地域で見守る「ひと声運動」の支援
こうした「住まいを通じた子育て支援」は、江戸の頃からの知恵とも言えるのです。

地域と共に生きる、という考え方

江戸の暮らしでは、井戸やトイレを共有する「共同生活」が当たり前でした。
助け合い、支え合うことで成り立っていた町の暮らし。
現代でも「自治会」や「防災コミュニティ」など、地域のつながりはやはり大切です。

黒宮建設も地域とつながる家づくり・まちづくりを応援しています

江戸の知恵を、現代に活かす住まいづくりを

江戸時代の暮らしは、決して不便だったわけではありません。
“自然と調和しながら、心地よく暮らす”という考え方が根底にありました。
私たちもその精神を受け継ぎ、時代を超えて愛される家づくりをめざしています。

古くて新しい暮らしの知恵、現代の住まいにも活かしてみませんか?

黒宮建設は【子育て世代を応援しています!】
住まいの夢は私たち 黒宮建設にご相談ください