BLOG
黒宮建設 > 黒宮建設|建築 > 建設業界豆知識∼「ジブリ映画に出てくる家に住んでみたい!」―夢と現実をつなぐ住まいづくり

建設業界豆知識∼「ジブリ映画に出てくる家に住んでみたい!」―夢と現実をつなぐ住まいづくり

黒宮建設です

子どもから大人まで、世代を超えて愛されるスタジオジブリ作品。
そこに登場する家や町並みには、思わず「こんな家に住んでみたい」と憧れるシーンがたくさん登場します。
今回はそんなジブリ映画の世界観から、現実の家づくりに活かせるヒントをピックアップしてみました。

1.『となりのトトロ』―古き良き日本家屋と自然の融合

サツキとメイが暮らした家は、まさに昭和の田舎の一軒家。
畳の部屋、縁側、木製建具、虫の音が聞こえる開けた空間。
あの家は、“壊れかけ”のようでいて、子どもたちには宝箱のような家でした。

📌現代の工務店的視点では…
・無垢材の使用で自然素材を活かす
・風通しの良い間取りと縁側のようなウッドデッキ
・家族の気配が伝わるワンフロアの工夫
「安全に遊べる庭」や「かくれんぼできる押入れ」など、遊び心のある間取りづくりにもつながります。

2.『魔女の宅急便』―屋根裏と自立空間のバランス

パン屋さんの屋根裏部屋にひとり暮らしを始めたキキ。
高い天井、屋根の傾斜、出窓から見える街並み―すべてが「自分だけの空間」という特別感。

📌現実の間取りで取り入れるなら…
・勾配天井のあるロフト空間
・小窓や出窓を活かした明るい空間演出
・思春期のお子さんの“自分の場所”としての個室提案
特にお子さまが成長していく過程で、「家の中の自立」を支える間取りとして参考になります。

3.『千と千尋の神隠し』―和洋折衷と空間の切り替え

異世界へ迷い込む神秘的な空間。
不思議の町、湯屋、橋、釜爺のボイラー室―一つの世界の中に、さまざまなテイストの建築が重なり合っています。

この世界観は、“一つの家に異なる空気感”を持たせる空間づくりに通じます。
たとえば、
・吹き抜けで上下の世界を分ける
・襖や格子で空間を切り替える
・素材や照明で「別世界」のような部屋を演出する
遊び心を詰め込んだ「こども部屋」や「秘密基地的スペース」にはピッタリです。

4.『ハウルの動く城』―自由な間取りと住む人の個性

動くお城そのものは現実では実現できませんが、
・暖炉を囲むリビング
・錬金術のようなキッチン
・バラバラなのにまとまりがある内装
この“ごちゃまぜ”感こそ、個性の強い家づくりの象徴。

リノベーションや注文住宅では、
・あえて統一しすぎない内装の提案
・DIYできる棚や壁面収納
・家族一人ひとりの“好き”を盛り込んだ設計
が人気です。
「自由な家=散らかっていても心地いい」―そんな価値観も最近は受け入れられています。

5.『天空の城ラピュタ』―自然と共生する住まいの理想形

ラピュタの廃墟に生い茂る草木、苔むした石造りの建物、空と緑に包まれた暮らし。
ジブリ作品の中でも特に“自然との共存”が色濃く描かれています。
・グリーンカーテンや屋上緑化
・天然素材の内装仕上げ
・自然光や通風を活かした設計
など、環境にやさしい家づくりとして今まさに注目のテーマ。

「子ども心」を育む家をつくるために

ジブリ映画に登場する家々は、どれも“心の動く場面”と密接につながっています。
空間そのものが物語を語り、住む人の成長や感情を支えてくれる存在。

私たち黒宮建設は、そうした「心の動き」に寄り添える住まいを、地域の皆さまと一緒につくっていきたいと考えています。

「こんな家にしたい」「映画みたいな子ども部屋がほしい」
そんな夢のあるご相談、ぜひお気軽にどうぞ。

黒宮建設は【子育て世代を応援しています!】
住まいの夢は私たち 黒宮建設にご相談ください