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建設業界豆知識∼三英傑に学ぶ、地域とともに歩むまちづくり~信長・秀吉・家康の都市デザインに想いを重ねて〜

黒宮建設です

日本のまちづくりの歴史をひもとくとき、どうしても触れておきたい人物がいます。
それは、戦国時代を生きた「三英傑」――織田信長・豊臣秀吉・徳川家康です。

彼らのまちづくりには、単なる城や町の建設を超えた「人が集まり、暮らしが息づく空間」を創ろうとする知恵がありました。そしてそれは、現代の地域づくり・住まいづくりにもつながるヒントにあふれています。

今回は、私たち黒宮建設の視点で、三英傑それぞれの都市づくりの特徴を振り返りながら、私たちの地域への想いを綴らせていただきます。

【信長】〜理想の都市をゼロから〜

織田信長は、「新しい時代を切り拓く都市設計」に挑んだ人です。
山城に代わる壮大な安土城を築き、その周辺に寺社や商人の町を配置して、城と町が一体となった「城下町」をつくりました。

「楽市楽座」によって商売の自由を保障し、誰もが集まりやすく、挑戦できるまちに。
まっすぐ通る道、配置された寺社群――すべてに“意味”と“機能”がありました。

新しい価値観を受け入れるまち
夢を抱いた人が集う場所

【秀吉】〜人・文化・にぎわいの舞台〜

豊臣秀吉の築いた大坂のまちは、まさに「人の力」で栄えた場所でした。
「天下の台所」と呼ばれるほど商業が盛んになり、町人や職人が活躍し、文化が育ちました。

町割りや検地により町の機能性を高めつつ、茶の湯や能楽、芸術の華が開いた都市づくり。
まちは、住むためだけでなく、人が楽しみ、誇りを持てる舞台でもありました。

地域文化が根付くまち
人が主役になるまち

【家康】〜安心・持続可能な都市国家〜

徳川家康のまちづくりは、「長く、安心して暮らせる町」を国家規模で設計した点が特徴です。
江戸は湿地帯から干拓され、武士や町人が区画整理されて暮らす機能都市へと成長しました。

五街道による交通整備、上下水道、防火帯、治安の制度化――これらはまさに、近代都市の原型とも言えるもので、都市に“仕組み”を取り入れた先駆けです。

安全・衛生・秩序が整うまち
家族が代々安心して住めるまち

そして、私たち黒宮建設が目指すまちづくり

信長のように、新しい発想で、常識にとらわれない住まいを提案する勇気を。
秀吉のように、地域に笑顔が集まり、文化が根づく空間を育む誇りを。
家康のように、安心して子育てができ、未来へ続くまちを支える責任を。

そんな思いを胸に、私たちは家づくり・まちづくりを進めています。

最近では、子どもたちがのびのびと遊べる家や、地域の人たちがつながれる空間をご提案することも増えてきました。
「ご近所さんと笑顔で挨拶が交わせる」そんな小さな幸せこそ、まちの力だと信じています。

三英傑のまちづくりがそうであったように、家もまちも「人のためにあるもの」。
そして、人の心が通い合う場所にこそ、価値が生まれるのだと思います。

これからも私たちは、このまちに暮らす皆さんと一緒に、未来につながるまちづくりに取り組んでいきます。

黒宮建設は【子育て世代を応援しています!】
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