建設業界ニューストレンド~映画『雪風 YUKIKAZE』を観て、人を守り抜く使命
黒宮建設です
今回は映画『雪風 YUKIKAZE』を観てきました。
実在した駆逐艦「雪風」の史実を背景に、人々の命を救い続けた物語が描かれています。
大和や武蔵といった巨大戦艦の陰に隠れながらも、最前線で戦い、沈む仲間を必ず助け出した「雪風」。
その姿勢は、まさに「人を守るために働く艦」だったといえるでしょう。
戦後も復員輸送船として13,000人もの人々を日本へ送り届けた事実は、「生き残った」だけでなく「人を還す」という役割を果たし続けた証です。
この映画のメッセージに、私たち工務店の仕事が重なります。
家づくりとは、単に建物を建てることではありません。
地震や風雨、火災といった外からの脅威から家族を守り、日々の暮らしを支え続ける“シェルター”をつくること。
そして、困難な状況にあっても「安心して帰れる場所」を残すことが、工務店の使命だと感じます。
雪風が「幸運艦」と呼ばれたのは、偶然ではありません。
冷静な艦長の判断、仲間を思いやる先任伍長、若い乗組員の勇気。
一人ひとりの意思と行動が積み重なり、「必ず帰還する船」となったのです。
家づくりも同じで、設計士、大工、職人、そしてお施主様との信頼があってこそ、安全で安心できる住まいが生まれます。
終戦から80年。
平和な時代に生きる私たちにとって、戦争の記憶は遠い出来事のように思えるかもしれません。
けれど「人を守る」という普遍的なテーマは、今も変わりません。
映画『雪風』を通じて、その尊さを改めて感じました。
あなたにとって「帰るべき場所」とは、どんな家でしょうか?
地域に根差す工務店として、これからも「家族を守る家づくり」を使命とし、雪風のように、どんな時も人を守り抜ける存在でありたいと思います。
そしてPTA会長として、子どもたちに伝えたいのは――
「平和は与えられるものではなく、みんなで守り続けていくもの」だということです。
戦争を知らない世代だからこそ、今ある日常の尊さを感じ、友だちを思いやり、未来を信じて歩んでいってほしい。
平和な社会は、これからの子どもたちの優しい心の積み重ねによって築かれていくのだと思います
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