建設業界ニューストレンド∼国政調査の雑学あれこれ~
黒宮建設です
10月から国勢調査が始まりました。5年に一度、全国のすべての世帯を対象に行われる大規模調査で、今年で105年目を迎える歴史ある取り組みです。
① 5年に一度、100年続く調査
日本の国勢調査は 1920年(大正9年)に始まりました。
つまり、2025年の今回で 17回目、ちょうど105年目 を迎える歴史ある調査です。
国が行う統計の中でもっとも大規模で、全世帯が対象になります。
② 世界的にも珍しい「全数調査」
多くの国ではサンプル調査(統計的に一部を抽出)で人口を推計しますが、
日本は 原則として全国民を対象 にしています。
「全員調べる」ことで地域単位まで正確に把握できるのが特徴です。
③ 調査結果は「まちづくり」に活かされる
集められたデータは、道路や学校の整備、災害対策、商業施設の計画など、私たちの暮らしに直結します。
工務店としても「人口の増減」「世帯の形」「高齢化の進み具合」などは、住宅需要を考えるうえで欠かせないデータです。
④ 実は「秘密は絶対守られる」
国勢調査で答えた内容は、統計以外に使われることはありません。
調査員にも守秘義務が課されていて、違反すれば処罰対象になります。
安心して回答できる仕組みがあるのです。
⑤ 回答率が高い日本
インターネット回答の導入もあり、日本の国勢調査は世界的に見ても 回答率が高い のが特徴。
みんなで参加して社会をつくっていく、日本らしい協力の姿が表れているとも言えます。
まちづくりと国勢調査
国勢調査の結果は、まちの将来像を描くための土台になります。
人口の増減や年齢構成を知ることは、住宅や公共施設の計画、防災対策、子育て支援のあり方など、地域全体に関わる大きなテーマにつながっています。
私たち工務店も「この地域にどんな家が必要とされるのか」「安心して子育てできる住環境は何か」を考えるうえで大切にしています。
黒宮建設は【子育て世代を応援しています!】
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