子どもの未来全力応援∼11月は児童虐待防止推進月間です~児童虐待かも?と思ったら「189」へ
黒宮建設です
11月は「児童虐待防止推進月間」です。
毎年、全国で多くのこどもたちが虐待によって傷ついています。その多くは家庭という外から見えにくい場で起こり、時に「しつけ」と称されてしまうこともあります。
茶道の世界には「一期一会」という言葉がありますが、こどもたちとの日常も同じように、二度と戻らない大切な時間です。だからこそ、社会全体でこどもを守り、健やかに成長できる環境をつくっていかなければなりません。
もし「あの子、大丈夫かな?」と思ったら
虐待を確信できなくても構いません。
「189(いちはやく)」へ電話すれば、地域の児童相談所につながり、専門の職員が対応してくれます。匿名での通報も可能で、秘密は守られます。あなたの一歩が、こどもの未来を救う大切なきっかけになるのです。
暮らしを支える工務店として
私たち工務店は「家づくり」を通じてご家族の安心・安全を守る仕事をしています。強い建物をつくることと同じように、「地域の子育て環境を支えること」も、未来を支える大切な土台づくりだと考えています。
PTA会長として、子育てを共に支える社会へ
子育ては親だけで抱えるものではなく、地域や学校、そして周囲の大人たちが共に関わって支えるものです。
- 「おかしいな」と思ったら声をかける勇気
- 困っている親御さんを責めず、寄り添う姿勢
- そして「189」への早めの相談
この小さな積み重ねが、虐待を未然に防ぎ、こどもたちが安心して成長できる社会をつくります。
体罰によらない子育ての工夫
しつけはこどもの成長に大切ですが、体罰はこどもの心と体を傷つけてしまいます。代わりにこんな工夫を意識してみませんか?
気持ちを言葉で伝える
「ダメ!」だけでなく「こうしてほしい」と伝える。
選択肢を与える
「片づけなさい」より「今やる?ごはんの後にする?」と自分で決めさせる。
良い行動をほめる
できなかったことより、できたことに注目して「ありがとう」と伝える。
感情をクールダウン
イライラしたら深呼吸をしてから声をかける。
一緒にやってみる
「なぜできないの!」ではなく、「一緒にやろうか」と伴走する。
小さな工夫で、親子の関わりがぐっとあたたかいものになります。
こどもたちの笑顔を守ることは、未来の地域を守ることです。
11月をきっかけに、私たち大人一人ひとりができることを考え、行動に移していきたいですね。
