うちの子だけ?子どもの好き嫌い~子どもは好き嫌いがあって当然
黒宮建設です
栄養士の黒宮美穂がお届けする食に関するお役立ちブログ
子どもは好き嫌いがあって当然
とはいえ、お子さまの健やかな成長を祈る保護者からすると心配になると共に、
毎日の献立を考えるのも大変な労力なのではないでしょうか
私にも9歳と5歳の娘がおりますが、5歳の娘は好き嫌いが多く献立と食べてもらうことに
毎日頭を悩ませています。
なぜ好き嫌いは起こるのか?
好き嫌いが起こる理由は様々ですが、味・におい・見た目・咀嚼に関係していると
言われています。
子どもは大人に比べて味を感じる味蕾の数が多く、味に敏感です。
大人にとっては美味しく感じる苦みや酸味も子どもにとっては不快な味に感じてしまう
のかもしれません。
場合によってはその時にした体験が嫌いにつながることもあります。
(魚を食べて骨がノドに刺さった等)
嫌いを減らして「好き」を増やすには?
①味付けを工夫する
苦みや酸味は食材に一手間を加えることでその味を抑えることが出来ます。
たとえば、ピーマンはタネやワタをしっかりと取り除くことで苦みを感じにくくする
ことができます。またトマトなどの酸味を感じやすいものは加熱すると酸味を
飛ばし、甘味を感じやすくすることができます。
②盛り付けを変えてみる
大人も美しい盛り付けや綺麗なお皿に盛られた料理には食欲がそそられませんか?
子どもが特にその傾向が強いです。
型抜きや飾り切りをする、キャラクターのお皿を使用するなどのワンポイントを
工夫することで苦手な料理にもチャレンジしやすくなります。
③美味しく食べる
これがもっとも大切なポイントです
食事の時間を可能なかぎり家族で過ごすようにして、「美味しいね」と言いながら食卓を
囲むようにしましょう。
他人がおいしそうに食べているものは美味しいそうに見えますよね?
大人が目の前でおいしいと食べることで子どもは自然に食べてみたいと思えるようになり、
苦手な食べ物へのチャレンジもしやすくなります。
これらの繰り返しにより子どもは徐々に食事が「楽しいもの」と感じるようになります。
最初にお伝えしましたが、子どもに好き嫌いがあるのは当たり前のことです。
ブログを参考に、お子さまの素敵な食時体験を重ねて、たくさんの「好き」を増やしてあげてください。