建築業界豆知識~【2026年版】三隣亡・六曜・不成就日の違いとは?家づくりの日取りで迷ったときの考え方
黒宮建設です
三隣亡と六曜・不成就日との違い
〜迷ったときにどう考えればいいの?現場目線の整理術〜
家づくりの日取りを考えていると、
「三隣亡」「大安」「仏滅」「不成就日」など、たくさんの暦の言葉が出てきます。
「結局、どれを一番気にすればいいの?」
「全部避けようとすると、いつ工事できるの?」
今回はそんな疑問にお応えするために、
それぞれの暦の意味の違いと、迷ったときの考え方を整理してみたいと思います。
まずは整理|三隣亡・六曜・不成就日の違い
■ 三隣亡(さんりんぼう)
主に建築に関係する凶日
「建築をすると三軒隣まで災いが及ぶ」という言い伝え
特に地鎮祭・上棟式で気にされやすい
建築に特化した日取りの考え方
■ 六曜(ろくよう)
六曜は、日常生活で最も馴染みのある暦です。
| 六曜 | 意味・特徴 |
|---|---|
| 大安 | 一日中吉。最も人気 |
| 友引 | 朝夕は吉、昼は凶 |
| 先勝 | 午前吉、午後凶 |
| 先負 | 午前凶、午後吉 |
| 赤口 | 正午のみ吉 |
| 仏滅 | 一日凶 |
👉契約・引越し・式典全般でよく参考にされる
■ 不成就日(ふじょうじゅび)
「何事も成就しにくい日」
建築に限らず、新しいこと全般に不向きとされる
比較的マイナーだが、最近は気にされる方も増加中
六曜より一段細かい判断材料
実際に迷いやすいパターン
家づくりの現場では、こんなご相談をよくいただきます。
「大安だけど三隣亡なんですが大丈夫ですか?」
「友引と不成就日が重なっているけど、どう考えれば?」
「全部避けると工程が組めない」
結論から言うと、絶対の正解はありません。
だからこそ大切なのが、
「何を一番大事にしたいか」を決めることです。
迷ったときの考え方|現場での優先順位
私たちがよくお伝えしている、考え方の目安はこちらです。
① ご家族の「気持ち」を最優先
「少しでも気になるなら、避けられるなら避けましょう」
これが一番後悔の少ない選択です。
② 儀式と工事は分けて考える
地鎮祭・上棟式 → 日取りを調整
実際の工事 → 工程・天候・安全優先
この考え方を取ることで、
縁起と現実のバランスが取りやすくなります。
③ 六曜を“基準”、三隣亡・不成就日は“参考”
多くのご家庭では、
六曜(大安・友引)をベース
三隣亡や不成就日は「気になる場合のみ調整」
というスタンスを取られています。
④ 天候と安全は何よりも大事
どんな吉日でも、
雨や強風
職人の無理な段取り
が重なってしまっては、本末転倒です。
「今日は吉日だけど、延期しましょう」
という判断も、実はとても前向きな選択です。
縁起は「不安を増やすもの」ではなく
「安心して進めるための目安」
暦は、家づくりを縛るためのものではなく、
安心して前に進むためのヒントだと私たちは考えています。
全部を完璧に守ることよりも、
ご家族が納得していること
無理のない工程で進めること
この2つがそろう方が、完成後の満足度は高くなります。
まとめ|迷ったら、ひとりで抱え込まないで
三隣亡も、六曜も、不成就日も、
気にしすぎても、気にしなさすぎても、どこかにモヤっとが残ります。
だからこそ、
「こういう日があるんですが、どう思いますか?」
と、気軽に相談していただけたら嬉しいです。
家づくりは、一生に何度もあるものではありません。
日取りも含めて、納得しながら進める家づくりを、これからも一緒にお手伝いできればと思います。