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気軽に過ごせる二世帯住宅のポイント~円満生活のコツ

黒宮建設です

二世帯住宅では、生活リズムのずれがストレスにつながることもあります。
相手のことを思ってよかれとしたことが過干渉になることも。
お互いが心地よく同居できる、二世帯住宅のポイントをご紹介します。

見せない工夫が、円満生活のコツ

二世帯住宅では、親と子、孫の3世代が暮らすことで、コミュニケーションが広がり、多くのメリットが望めます。子世帯にとって、親は子どものことを見てもらえるなど心強く頼もしい存在ですね。親世帯も、もしもの時に安心感があります。
しかし、お互いが干渉し過ぎるとストレスを感じるもの。

親世帯は起床や食事など生活時間がずれることが多いため「洗濯物がまだ取り込まれてないわね」なんて言われることも。お互いが干渉しないルールを設ける工夫が必要です。

最近は夜干しのご家庭も増えています。帰宅が遅くなる日や、雨、花粉症対策を考えて、室内物干しを設置するのもいいですね。

あかりのサインが就寝や不在を教えてくれる

生活時間のずれの一つは就寝時間。親の就寝は早く、疲れている日は特に床につきます。
それとなく察して、お互いの時間を尊重したいもの。部屋のあかりは生活リズムを知らせてくれる大切なサインになります。扉に半透明ガラスの部分があれば、漏れてくる光の具合からお互いの生活を知ることができます。

来客時も、それぞれのプライベートが保たる工夫を

キッチンやバスルームの水まわりは別々にしても、敷地の広さによっては、玄関を共有することもあります。
玄関は一つでもインターホンはそれぞれの世帯に設置するのがおすすめです。
子世帯に届いた荷物を毎回、親に受け取ってもらうのは気を使いますし、来客時のインターホンに誰が出るかという問題にもつながります。
インターホンの種類によっては、普段は親世帯・子世帯で呼びかけができ、不在時は代理で応答できるなど、いろいろあるので利用すると良いかと思います。

子世帯のママ友や子どもの友達がよく訪れるご家庭の場合は、玄関から直接、子世帯スペースへ行く動線も考慮したいですね。

客間はお互いのリビングから離れた場所がベスト

友達と話していると、ついつい声が大きくなってしまうもの。共有の客間を親世帯と、子世帯のリビングをはさむ形で設けると、声が筒抜けになってしまいます。
ママ友と気楽に集まれて、親世代もうるさく感じることがないように、客間はお互いのリビングから離すなど、間取りを工夫しましょう。

将来を考えた設計で子どもの成長にも柔軟にも対応

二世帯住宅では、親世代との空間の使い分けや、介護が必要になったときの心配をしがちですが、子どもが増えたり、大きくなったときのことも考えておく必要があります。
リビングに引戸や間仕切り家具を設ければ、将来、子ども部屋として使うことができます。
子どもがすでに大きい場合には、就職して家を出ることも考慮しておきたいですね。

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